第24号(2010年4月15日号)
目次
「ペーターカメンチンド」の作家
<質問>
スイスに住んでいた「ペーパーカメンチンド」という作品を書いた作家を教えて欲しい。またその作品の日本語の題名を教えて欲しい。
<回答>
ヘルマン・ヘッセ(Hesse Hermann) の作品に「ペーター・カーメンツィント(Peter Camenzind)」という作品がある。日本語の題名は『郷愁』または『青春彷徨』となっている。
『集英社世界文学大事典 3』のpp.951-954にヘルマン・ヘッセの項目があり、「ペーター・カーメンツィント(Peter Camenzind)」のあらすじがある。ヘルマン・ヘッセについては、ドイツ人作家として説明があるが、「スイスのバーゼルで幼年時代を過ごした」との記載がある。
『翻訳図書目録 45/76 3』の「Hesse,Hermann」の項目には、『青春彷徨(ペーター・カーメンチンド)』『郷愁-ペーター・カーメンツィント』として記載がある。
<参考図書>
『集英社世界文学大事典 3』(集英社 1997)
『翻訳図書目録 45/76 3』(日外アソシエーツ株式会社編集 1991)
<回答日>
2008/6/8
伊達家の騎馬鉄砲隊
<質問>
伊達家の騎馬鉄砲隊について何か資料があるか。
<回答>
以下の資料に、伊達家の騎馬鉄砲についてまとまった記載がある。
(1)野崎準「東国武士の技術文化」『東北学院大学東北文化研究所紀要』24号(1992.8), pp.39-46
(2)野崎準「東北戦国武者の技術文化-東国武士の技術文化 補遺」『東北学院大学東北文化研究所紀要』37号(2005.11), pp.109-119
(3)菅野利夫「戦国期伊達氏の鉄砲戦について 天正年間を中心に」『六軒丁中世史研究』2号(1994.6), pp.15-21 この論文p.20に「『治家記録』を検討することにより天正年間初期には鉄砲隊があり、同十六年頃には生産技術も確立していたらしい事が窺われる。」とある。
<回答プロセス>
「宮城県内公共図書館所蔵郷土関係論文目録検索」を用い、タイトル等に「鉄砲」「騎馬」等で検索。
<回答日>
2008/2/24