宮城県図書館ボランティアについて
宮城県図書館のボランティア制度がスタートしたのは平成10年3月。当館が紫山に移転したことを機に始まりました。制度のスタート時から現在まで、当館では様々な場所でたくさんのボランティアの方々にご活躍いただいています。当ページでは、その活動内容をご紹介します。
書架整理(一般図書)
3階の一般図書フロアで、返却された資料を書架に戻し、整理する仕事をお手伝いいただいています。図書館の資料は日本十進分類法(NDC)という規則によって並べられていますが、このような専門的な知識や資料整理のルールも研修会や業務をとおして習得できます。資料を正しく並べることで、利用者の皆様が利用しやすい環境づくりにご協力いただいています。
書架整理(児童図書)
2階の子ども図書室で、返却された資料を書架に戻し、整理する仕事をお手伝いいただいています。子ども図書室の資料は、NDCに従って並んでいるほか、絵本や紙芝居についてなど、一部当館独自の並べ方を採用しています。資料を正しく並べることで、利用者の皆様が利用しやすい環境づくりにご協力いただいています。
視聴覚資料整理
1階の音と映像のフロアで、返却されたCD、DVD、楽譜などの視聴覚資料を書架に戻し、整理する仕事をお手伝いいただいています。視聴覚資料は、NDCに加え、視聴覚資料を分類するための分類法(NHK分類)を採用し資料を並べています。資料を正しく並べることで、利用者の皆様が利用しやすい環境づくりにご協力いただいています。
視聴覚資料整理(16mmフィルム)
1階の音と映像のフロアで、16mmフィルムの点検をお手伝いいただいています。当館では2,000点以上の16mmフィルムを所蔵していますが、経年により劣化が進んでいるものが少なくありません。長期保存ができるようフィルム一点一点の状態を確認し、それらを活用した上映会の開催にもご協力いただいています。
図書館案内
2階の展示室で、受付や案内をお手伝いいただいています。当館は国の重要文化財『坤輿萬國全圖(こんよばんこくぜんず)』などの貴重資料を多数所蔵しており、常設展や企画展で展示しています。資料や展示に関する知識は研修会や業務をとおして習得できます。また、館内全般に関する案内にも対応いただいています。
音訳
1階の音訳室で資料を読み上げる「音訳」をお手伝いいただいています。利用者を前にして行う対面音訳、電話で行う電話音訳のほか、当館で所蔵している資料をカセットやCDに録音することも行っています。録音作業はグループで行い、当館の広報誌『ことばのうみ』や、地域情報を紹介する『声の情報誌』を作成していただいています。
市町村図書館協力
1階の事務室で、協力便の発送・受領作業をお手伝いいただいています。協力便とは、県内の市町村図書館や公民館図書室と資料をやりとりする仕組みのことで、水曜日に資料を梱包・発送し、金曜日に受領・開梱を行います。また、1階の地域情報発信コーナーで、ポスターやチラシの整理にもご協力いただいています。
お問い合わせ
企画協力班
TEL 022(377)8444
FAX 022(377)8484
E-mail kikaku(at)library.pref.miyagi.jp (at)は半角記号の@に置き換えてください。