第10号(2009年8月30日号)
目次
国際ATDカールモンド運動(創設者ジョゼフ・ヴレジンスキィ 1917~88)のATDは何の略称か
<質問>
国際ATDカールモンド運動(創設者ジョゼフ・ヴレジンスキィ 1917~88)のATDは何の略称か。
<回答>
Aide a Toute detresse(フランス語)(あらゆる窮迫状態への支援)
<回答プロセス>
カールモンド(Quart Monde)はフランス語で第4世界(Fourth World)・労働者階級のこと。 ATD Fourth Worldのホームページに次のようにあった。 「"Aide & agrave Toute D & eacute tresse"-Help for All Distress- was the first name of the association.」 また、『現代フランス情報辞典』にもATD(恵まれない人のためのNGO組織)「Aide a Toute detresse pour le quart monde」とあった。
<参考資料>
『現代フランス情報辞典』(草場安子 大修館書店 2003)
ATD Fourth Worldホームページ http://www.atd-quartmonde.org/accueil-uk.html(最終アクセス日は2005/12/24)
<回答日>
2005/12/24
「米人宣教師ベーリー」の原綴り、生没年等を知りたい
<質問>
『新犬棒録』(宇野量介 仙台一高「じっかい」出版会 1993)p.3下段文末より2行目「米人宣教師ベーリー」とあるが名前の原綴り、生没年等を知りたい。
<回答>
氏名原綴:REV.M.BUCKWORTH BAILEY 1870年当時の住所:横浜外国人居留地第101(番地) 職業:H.B.M's Consular Chaplain. 底本:『Japan Herald Directory and Hong List for Yokohaka 1870』生没年については当館所蔵書では不明。
<回答プロセス>
『人物日本新聞史』(近盛晴嘉 新人物往来社 1970)p.45より部分抜粋「(前略)(新聞記者)第三号は、彦のあと、横浜の英国領事館付き宣教師ベーリーBuckworth Baily が慶應三年にだした『万国新聞紙』の大槻文彦であった。(後略)」
また、『明治初年の在留外人人名録』(寺岡書洞 1978 明治初期歴史文献資料集 第三集別冊)『Japan Herald Directory and Hong List for Yokohaka 1870』の記述を回答とする。
<参考資料>
『人物日本新聞史』(近盛晴嘉 新人物往来社 1970)
『明治初年の在留外人人名録』(寺岡書洞 1978 明治初期歴史文献資料集 第三集別冊)
<回答日>
2005/2/22