第95号(2013年6月30日号)
目次
英詩の詩的許容(Poetic licence)について
<質問>
英詩の詩的許容(Poetic licence)とはどのようなものですか。
詩的許容について書かれている資料はありますか。
<回答>
当館所蔵の下記資料に記載がありました。
資料1 『世界文学大事典』編集委員会編『集英社世界文学大事典 第5巻』集英社, 1997
p.349に「詩的許容」の項目があります。以下に引用いたします。
「詩的許容(Poetic licence) ジョン・ドライデンの定義によれば,「詩においては, 散文の厳格な範を越えることがらを語ってかまわないという,時代を問わず,享受すべき当然の権利と詩人が見なしてきた自由」であり, 詩的効果のためには,語順,語彙,韻律,論理などにおいて,標準からの逸脱すなわち破格が許容されることを指す。(後略)」
資料2 ジェフリー・N・リーチ著 ; 島岡丘, 菅野弘久共訳『英詩鑑賞 : 言語学からの洞察』リーベル出版, 1994
pp.41-63に第3章「詩的許容の多様性」という項目があります。
<回答日>
2008/6/22
「すずかけのみち」の歌詞
<質問>
「すずかけのみち」という歌の歌詞が載っている資料はありますか。
<回答>
歌謡曲「鈴懸の径」の歌詞が掲載されている資料は以下の通りです。
資料1 古茂田信男[ほか]編『日本流行歌史 中 新版』社会思想社, 1995
p.169(昭和十七年)「鈴懸の径 詞 佐伯孝夫 曲 灰田晴彦」
資料2 全音楽譜出版社出版部編『全音歌謡曲全集 第2巻』全音楽譜出版社, [19--]
p.175に歌詞および楽譜が掲載されています。
<回答日>
2008/10/31