第45号(2011年2月28日号)
目次
日本の原発の数と場所について
<質問>
日本の原子力発電所の数と場所,東北地方の原子力発電所の数と場所を知りたい。
<回答>
『原子力白書』平成19年度版
pp.188-189に「我が国の原子力発電所の現状」という項目に,運転中,建設中および着工準備中順の原子力発電所一覧あり。
・運転中:全国(55基)うち東北地方(14基)
東北電力・女川1号から3号(宮城県女川町,石巻市),東通1号(青森県東通村),東京電力・福島第一1号から6号(福島県大熊町,双葉町),福島第二1号から4号(福島県富岡町,楢葉町)。
・建設中:全国(2基)うち東北地方(0基)
・着工準備中:全国(11基)うち東北地方(7基)。
東北電力・東通2号,浪江・小高(福島県浪江町,南相馬市),東京電力・福島第一7号から8号(福島県大熊町,双葉町),東通1号から2号,電源開発・大間(青森県大間町)。
『原子力年鑑』2008年版
pp.32-35の「Part2 原子力回帰の中でのリサイクル事業」という章に一部記載あり。ただし全てを網羅する情報ではない。
原子力安全委員会Webサイトに,平成20年7月末現在の「我が国の原子力発電所の運転・管理状況(電気事業用)」と「我が国の原子力発電所立地地点」pdf版サイトあり。
http://www.nsc.go.jp/anzen/sonota/topics/data/20081010/08.pdf (運転・管理状況)(最終アクセス日:2010/09/08)
<参考資料>
『原子力白書』平成19年度版(原子力委員会編 佐伯印刷 2008.3)
『原子力年鑑』2008年版(原子力年鑑編集委員会編 日刊工業新聞社 2007.9)
<回答日>
2008/11/6
製本の種類について
<質問>
製本の種類について知りたい。百科事典を見たところ,「天」「背」などの用語の説明はあるが,綴じ方に関するものは見つけられなかった。和装本だと「折本」や「大和綴じ」などの種類があるようだが,普通の本について,どのような製本の種類があるのか知りたい。
<回答>
『世界大百科事典 15巻』
p.433「せいほん 製本」の項目に説明があります。
〈製本の種類〉
洋装本
・本製本(上製)丸背,角背(角山)
とじつけ式(binding):総革,半革,背革,角背革
くるみ式(casing):突きつけ,溝(みぞ)つき,角山,薄表紙
・仮製本(並製)
くるみ表紙(俗に「おかしわ」という):くるみ糊入れ,くるみ,雁(がん)だれ
切つけ表紙:筋押し,足つぎ,クロス巻き,中とじ
・南京
南京ブック,南京角山
・フランス装
『製本術入門』
上記と同様の記載があります。
『イラスト百科 メディア・ワールド 5 印刷と製本』
図入りで製本の種類の紹介があります。
<参考資料>
『世界大百科事典 15巻』(平凡社 1988)
『製本術入門』(庄子浅水 芸術科学社 1952)
『イラスト百科 メディア・ワールド 5 印刷と製本』(スタジオ・ハード・インコーポレーテッド JICC出版局 1984)
<回答日>
2008/10/30