第31号(2010年7月30日号)
目次
方言「てそずらしい」の意味について
<質問>
宮城県仙南地方の方言で「てそずらしい」の意味を知りたい。
<回答>
『角田の方言』
p.61に次のように記載されています。
「テソズラすい 物珍しさに手を出していじりたがる様子に用いられる。(略)」
『仙台方言辞典』
p.237に次のように記載されています。
「テソずラしい(形) 子どもなどが物めずらしさに、手を出すさま。(略)」
『仙台の方言』
p.156に次のように記載されています。
「てそづらしい 形 かるがるしく目に触れるものに手をかけ、いたづらする。(略)」
<参考資料>
『角田の方言』角田市郷土資料館編(角田市教育委員会 1994年)
『仙台方言辞典』浅野建二編(東京堂出版 1985年)
『仙台の方言』土井八枝著(春陽堂 1938年)
<回答日>
2008/9/2
日本陸軍の「看病人」という役職について
<質問>
明治時代、日本陸軍の「看病人」という役職についてその階級を知りたい。
<回答>
『陸軍衛生制度史』
pp.324-349 第四編 第五章「看護制度」において、『看病人』についての記述があります。
『近代史史料陸軍省日誌 第6巻』に次の記述があります。
p.350 下段 明治十二年 第十九号 六月ニ十四日の日誌中「本病院へ達書」の項目内に記述があります。
p.420 明治十二年第二九号に「陸軍武官官等表」があり、「軍医部下士」に一等から三等の『看病人官位』の記載があります。
<参考資料>
『陸軍衛生制度史』陸軍軍医団編(小寺昌 1913年)
『近代史史料陸軍省日誌 第6巻』朝倉治彦編(東京堂出版 1988年)
<回答日>
2008/7/2