第3号(2009年5月15日号)
目次
バーセルインデックスとは
<質問>
バーセルインデックスとは何か。
<回答>
『高齢者を知る事典』p.304
日常生活動作(ADL)を評価する方法のひとつ。
「バーセルインデックス(Barthel Index)食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、移動、階段昇降、更衣,排便自制、排尿自制の10項目を、それぞれ自立、部分介助など数段階の自立度で評価する。レベル分けの基準が項目ごとに具体的に設定されているため、理解しやすく簡単に使用でき、広く活用されている。自立度に応じて点数を設定しており、完全に自立している場合は100点になる。目安として、総合点数が40点以下ならほぼすべての項目に介助が必要、60点以下では起居移動動作を中心に介助が必要だと推測することができる。」
※バーセル指標(インデックス)の評価表と評価基準も載っている。
<回答プロセス>
「バーセルインデクス」をキーワードにNDL-OPACの雑誌記事索引を調べると、老人介護に関する資料がヒットする。
老人介護に関する資料から『高齢者を知る事典』を見ると記述があった。
日常生活(ADL)を評価する方法のひとつで、日本ではバーセルインデックス(Barthel Index)、と機能的自立評価法(FIM:Functional Independence Measure)が一般的に利用されている。
<参考資料>
『高齢者を知る事典』(介護医療予防研究会 厚生科学研究所 2000)
<回答日>
2006/3/5
人口に関する統計資料
<質問>
平成15年10月1日現在の、0歳児および85歳以上の人口が、性別、都道府県別に示された一覧表はないか。
<回答>
宮城県だけの統計は『宮城県推計人口』で確認できるが、全国の都道府県別の一覧はみつけられなかった。
宮城県のように各都道府県ごとに各年齢ごとの人口統計を出しているところもあるが、すべての都道府県が10月1日現在で出しているかは確認できなかった。
<回答プロセス>
『人口動態統計』平成15年度 → 0歳、85歳以上の男女別統計があるが、全国の人口で都道府県別はない
『住民基本台帳人口要覧』平成15年版 → 3月31日の統計、年齢は5歳ごとの区分(80歳以上は一括)
『人口推計』(統計局HPより)→ 各年齢別は全国統計、都道府県別は5歳ごと(80歳以上は一括)
『国勢調査』→ 平成15年の調査なし
『統計でみる都道府県のすがた』→ 年齢は3区分(年少人口・生産年齢人口・老年人口)ごと
宮城県企画部統計課人口生活班に、掲載されている資料がないか問い合わせたが、各都道府県ごとに集計しているところはあるかもしれないが、全国の都道府県別一覧は思い当たらないとのこと。 宮城県については『宮城県推計人口』に各年齢別、性別の統計がある。
<参考資料>
『宮城県推計人口』(宮城県企画部統計課)
『人口動態統計』(厚生労働省)
『住民基本台帳人口要覧』(総務省)
『統計でみる都道府県のすがた』(総務省統計局)
<照会先>
宮城県企画部統計課人口生活班
<回答日>
2006/3/4