令和5年度第3回「懐かしの16ミリ映画フィルム上映会」

 今や、すっかり見かけることがなくなった16ミリフィルム。16ミリフィルムには、貴重な映像が盛りだくさん。

 16ミリフィルムは、保管や取り扱いが難しく、資料として大変貴重であるため、貸出のサービスは行っておりません。

 宮城県図書館では、年に数回上映会を行うことで、貴重な映像を県民の皆様にご覧いただくこととしています。所蔵している約2300本の中から選りすぐりの16ミリフィルムを上映いたします。一度上映したフィルムは、再び上映する機会が回ってくることがめったにないので、まさに一期一会となる上映会です。16ミリフィルムには、赤煉瓦時代の県庁舎、アーケードがない時代の仙台七夕、ペデストリアンデッキのない時代の仙台駅などのお宝映像も。宮城の懐かしい映像だけでなく、教育映画やドラマ、芸能、アニメなど多種多様で楽しめる映像も取り揃えております。

 この機会をお見逃しのないよう、ぜひご覧ください。皆様のご来場をお待ちしております。

 

令和5年度 第3回上映会

  • 期 日  令和6年1月20日(土)
  • 時 間  13:30~15:00 (13:00から入場が可能です)
  • 会 場  宮城県図書館 2階 ミニシアター「青柳館」 (本館2階西側です)
  • 参加費  無料(予約受付はしておりません。直接会場へお越しください。)
  • 定 員  92名
  • 題 名  三尺左吾平(1944年制作、74分) 宮城県政ニュース(1954年、11分)

 

  丈も刀も三尺三寸と歌われる左吾平は、伊達藩の足軽。多少軽率なところもあるが、主君を思う気持ちは人一倍。しかし身分が低いので、殿さまに会うことは許されない。せめて一度、顔ぐらいは拝みたい。そのために出世がしたいと願っていた。時、折しも伊達藩は、原田甲斐らによってお家の乗っ取りの陰謀が企てられている。知らずに左吾平は、これに巻き込まれてしまった。ところが、意外にも彼の活躍がお家を救うことになるのだった。三尺左吾平に「喜劇王エノケン」こと榎本健一が扮し、騒動解決に尽力する姿を喜劇的に描いた作品。

      

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