「子どもの森・本のいずみ」No.222(2017年3月)
おはなし会においで!
子ども図書室ではおはなし会を毎月開催しています!おはなし会の日程はこちらで確認できます。
春に読みたい絵本!
『14ひきのぴくにっく』いわむらかずお/さく 童心社 EH/イ
いいお天気なので春の野原へピクニックに行くことにした14ひきのねずみの家族。おにぎりとすいとうをもってお出かけです。森をぬけて、野原をどんどん歩いて行くと…。
『ほわほわさくら』ひがしなおこ/さく きうちたつろう/え くもん出版 EH/キ/コ
春が近づくと誰もが待ち遠しくなる桜。その桜の花びらが、子どもの手のひらに舞い落ちてきました。風にふかれた花びらを子どもが追いかけていきます。 桜の美しさを、リズミカルかつ豊かな言葉でつづる絵本。
『はじめまして』近藤薫美子/作・絵 偕成社 EH/コ
春、夏、秋、冬、季節はめぐりますが、どんな1日も、晴れやかな「はじめまして」に満ちています。1本の桜の木をめぐるさまざまな「はじめまして」を、豊かに、たからかに描いた絵本。
『ちょうちょはやくこないかな』甲斐信枝/さく 福音館書店 EH/カ
愛らしいるり色のオオイヌノフグリが、ちょうちょを待っています。あ、きたきた・・・。 あれ、そばのタンポポにいっちゃった。あ、またきた。でも、れんげにいっちゃった…。春の野の暖かさ、写生風の絵の美しさが心にしみる絵本。
卒園・進級おめでとう!の絵本
『おおきくなるっていうことは』中川ひろたか/文 村上康成/絵 童心社 EH/ム
またひとつ大きくなったみんな、おめでとう。大きくなるってどんなことか、わかるかな?洋服が小さくなること、水に顔を長くつけられること、あんまり泣かないこと、それからほかにもいっぱいあるんだ。
『さよならようちえん』さこももみ/作 講談社 EH/サ
卒園、おめでとう!ひとりひとりが大切な存在です…。年長組のななこちゃんの通うこばと幼稚園のクラスメートを紹介しながら、子どもたちの卒園までの日々を描きます。
3がつのあたらしいえほん
『てのりにんじゃ』山田マチ/作 北村裕花/絵 ひさかたチャイルド EH/キ
もしも、あなたの家に、てのりにんじゃがきたら、どうしたらいいか、知っていますか?ある男の子と、その子の家にやってきた、てのりにんじゃとの不思議な生活。くすっと笑えて、ちょっと切ない友情物語。
『3日ずつのおくりもの』レミ・クルジョン/作 文溪堂 評論社 E/ク
リトルの曾祖父は、毎年みんなから「3日間の寿命」をもらい、とても長生きをしている。しかし、ある年、曾祖父はリトルに、もう十分生きたから、今年の誕生日には別のものが欲しいといい…。生と死を考える絵本。
その他のあたらしいえほん
●『ライオンの赤ちゃん』さえぐさひろこ/文 井上冬彦/写真 新日本出版社 EH/イ/チ
●『おいしいふくやさん』のしさやか/作・絵 ひさかたチャイルド EH/ノ
●『まねまねおおかみ』みやにしたつや/作・絵 ポプラ社 EH/ミ
●『いいにおいのおならをうるおとこ』ジル・ビズエルヌ/文 ブルーノ・エッツ/絵 ロクリン社 E/フ
●『クマですが、イヌです』ダイアン・フォックス/作 光村教育図書 E/フ
●『ソフィアのとってもすてきなぼうし』ミシェル・エドワーズ/文 G.ライアン・カラス/絵 BL出版 E/カ
3がつのあたらしいよみもの
『妖怪たぬきポンチキン人間界にやってきた!』山口理/作 細川貂々/絵 文溪堂 J913/ヤ
ちょっとまぬけでおひとよし、どんなものにも変化する妖怪たぬきのポンチキンが人間界にやってきた。ポンチキンのいるところに不可思議な事件あり!小学生の男の子かずきや、かずきの双子の姉さくらも巻き込んで…。
『おしろのばん人とガレスピー』ベンジャミン・エルキン/ぶん ジェームズ・ドーハーティ/え 大日本図書 J933/エ
世界中のだれよりも目がいい三きょうだいのうわさを聞きつけた王さまは、三人をお城の番人にしましたが…!?絵本から読み物へ移行する大切な時期の子どもたちにぴったりの幼年童話。
その他のあたらしいよみもの
●『おとのさま、スキーにいく』中川ひろたか/作 田中六大/絵 佼成出版社 J913/ナ
●『にっこりおすしとわさびくん たべもののおはなし・すし』佐川芳枝/作 こばようこ/絵 講談社 J913/サ
●『あなたのとなりにある不思議 はらはら編』日本児童文学者協会/編 ポプラ社 J913/ニ
●『エルフとレーブンのふしぎな冒険 5』マーカス・セジウィック/著 中野聖/訳 学研プラス J913/セ
●『わたしたちが自由になるまえ』フーリア・アルバレス/著 神戸万知/訳 ゴブリン書房 J933/ア
●『ジョージと秘密のメリッサ』アレックス・ジーノ/作 島村浩子/訳 偕成社 J933/シ