「子どもの森・本のいずみ」No.211(2016年4月)
あたらしい本と出会おう
4月はさわやかな季節ですね。本を読むにもいい時季となりました。
宮城県図書館では、わくわくどきどきする本をたくさん用意した展示会を行います。ぜひ遊びにきてね!
2015年に出版された子どもの本や児童資料研究書、その他企画展示として図書室の職員がおすすめの本を紹介する小冊子『小中学生のための読書案内本のいずみ』で取り上げた本、2015年児童文学賞受賞作品を、全部で約1800冊展示します。 だれでも自由に見ることができますので、ぜひ遊びに来てください。
期間 平成28年4月23日(土)~5月12日(木)まで
休館日4月25日(月)5月2日(月)5月9日(月)
時間 午前9時~午後7時まで(日祝は午後5時まで)
場所 宮城県図書館 1階 エントランス
4月23日は『子ども読書の日』4月23日~5月12日は『こどもの読書週間』です!
今月の特集コーナーいよいよ春本番!
「はる」の絵本 特集
『そらはさくらいろ』
村上 康成/作・絵 EH/ム
春、桜が散る中で、地面に寝っ転がるのは気持ちいい。でも空さんはいつも見てるだけ。空さんは寝っ転がって桜を見ることが出来る!? 春を一足先に体感…。
『さくら』
長谷川 摂子/文 矢間 芳子/絵・構成 EH/ヤ
わたしはさくらの木。春には花を咲かせます。その花が散った後には、葉っぱの赤ちゃんが出てきます…。
1本のさくらの1年のドラマを、精緻なイラストとリズミカルな文章で描きます。
『ちょうちょうひらひら』
まどみちお/文 にしまきかやこ/絵 EH/ニ
春風にのって、ちょうちょうがひらひら。うさちゃんにとまって、うさちゃんがうふふ…。
こんどはだれにとまるかな? 子どもたちのくすくす笑いが聞こえてくるような絵本。
今月のミニ展示☆ともだちいっぱいできるかな?「ともだち」の絵本
『ともだち』
谷川 俊太郎/文 和田 誠/絵 EH/ワ
ともだちって かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと。
だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけない。ともだちってすばらしい-。
4がつのあたらしいえほん
『だっこ』
鈴木まもる/作 小峰書店発行 EH/ス
パンダの母さん、パンダだっこ。ライオンの父さん、ライオンだっこ…。だっこは最高のスキンシップ!
いろいろなだっこのバリエーションを愛らしい動物に例えて、リズムある言葉とともに楽しく紹介した絵本。
『おばけのスパルタカス』
ヒド・ファン・ヘネヒテン/作・絵 木原悦子/訳 世界文化社発行 E/へ
おばけの子スパルタカスは、おばけの学校で人間を脅かすための叫びを教えてもらいますが、どうしても上手にできません。
スパルタカスはおばけの学校から古い塔に追いやられてしまい…。おばけの成長と友情をテーマにした絵本。
その他のあたらしいえほん
●『あいであ』こうのあおい/著 KTC中央出版 発行 EH/コ
●『ほっとほっとホットケーキ』きむらゆういち/作西内としお/絵 世界文化社発行 EH/二
●『コトリちゃん』 とりごえまり/さく やまぐちめぐみ/え 佼成出版社発行 EH/ヤ
●『ごはんのじかん』 レベッカ・コッブ/文・絵おーなり由子/訳 ポプラ社発行 E/コ
●『すききらい、とんでいけ!もぐもぐマシーン』 イローナ・ラメルティンク/文 リュシー・ジョルジェ/絵 野坂悦子/訳 西村書店 発行 E/シ
●『すっきゃわん!』 エド・ボクソール/作・絵 長谷川義史/訳 世界文化社 発行 E/ホ
4がつのあたらしいよみもの
『ねこ探!, 2』
村上しいこ/作 かつらこ/絵 ポプラ社発行 J913/ム
「ねこたま探偵団」…略して「ねこ探」! ねこと人間が、やいのやいのやりあいながら、商店街の平和をめざします。
近ごろ、メンバーのひとり、人間の銀ちゃんがなにやらあやしい動きをしていて…。もしかして、裏切り!?
『コーンフィールド先生とふしぎな動物の学校, 3』
マルギット・アウアー/著 中村智子/訳 戸部淑/イラスト 学研プラス発行 J943/ア
あわてんぼうのエディと、クラスの女王様ヘレーネには、友だちにも言えないひみつがある。
そんなふたりに、いよいよパートナーとなる動物がやってくることになり…。
その他のあたらしいよみもの
●『べんり屋、寺岡の春。』 中山聖子/作 文研出版 発行 J913/ナ
●『1週間後にオレをふってください』日本児童文学者協会/編 泉雅史/絵 偕成社発行 J913/ニ
●『うたたねネックルとネムのくに』 野田道子/作 太田朋/絵 文研出版 発行 J913/ノ
●『ラミッツの旅』グニッラ・ルンドグレーン/作 きただい えりこ/訳 さ・え・ら書房発行 J933/シ
●『家なき子』エクトール・アンリ・マロ/作 横山洋子/監修 学研プラス発行 J953/マ