「子どもの森・本のいずみ」No.210(2016年3月)
春のおとずれ 桜の絵本
もうすぐ春です。春といえば、お花見。お花見といえば桜ですよね!子ども図書室には桜が満開の絵本がたくさんあります。
『さくらいろのランドセル』(いしいつとむ/絵、さえぐさひろこ/作、EH/イ)
「さくら色のランドセルがほしいな」「ランドセルおそろいにしようよ」さなちゃんとらんちゃんの約束。
『おばけの花見』(山本孝/絵、内田麟太郎/作、EH/ヤ)
今日は、おばけ長屋の花見です。ちんとんしゃん、しゃみせんに、歌などもでてまいります。
『ほわほわさくら』(きうちたつろう/え、ひがしなおこ/さく、EH/キ/アカ)
ほわ、ほわ、ほわ、これ、なあに。はな、はな、さくら、さくらの、はなびら。
『じいじのさくら山』(松成真理子/著、EH/マ)
春になると、毎年きれいに花を咲かせる山ざくら。これは、そんな名もないさくら山をつくったじいじとその孫の、心あたたまるお話。
『春の主役桜』(早川司寿乃/絵、ゆのきようこ/文、EH/ハ)
案内役の天狗と犬が、はるの主役「桜」についていろいろ教えてくれる絵本。
『ほんとうだよ』(松見秀/さく・え、EH/マ)
小さな池のそばにすんでいる小さなかえるのがーちゃんは、春になって大喜び。ぴょんぴょんはねて、散歩に出かけました。
このほかにも「桜」にかんする本はたくさんあります。見つからないときはカウンターまでどうぞ!
3がつのあたらしいえほん
『じゅんびはいいかい』
荒井良二/作、学研教育出版発行、EH/ア
春の足音が聞こえてくる季節。そろそろ準備はいいかい?「いいよう!」といってやさしい風がふきました-。
春の訪れの喜びを鮮やかに描いた、新生活のスタートにふさわしい絵本。
『グーグースースー』
ジョヴァンナ・ゾーボリ/ぶん、シモーナ・ムラッツァーニ/え、佐藤まどか/やく、そうえん社、E/ム
ねんねねんね、すやすやねんね。グーグースースー、子どもたち。ふとんふかふか、クマがくうくう。
夜になったら、みんなぐっすりおやすみなさい。読み聞かせにぴったりな絵本。
その他のあたらしいえほん
●『ポテトむらのコロッケまつり』(竹下文子/文、出口かずみ/絵、教育画劇発行、EH/テ)
●『ゆめみるひつじのおくりもの』(刀根里衣/絵・文、小学館発行、EH/ト)
●『森の顔さがし』(藤原 幸一/しゃしん・ぶん、そうえん社発行、EH/フ)
●『しあわせないぬになるには』(ジョー・ウィリアムソン/作・絵、 木坂涼/訳、徳間書店発行、E/ウ)
●『ペネロペひめとにげだしたこねこ』(アリソン・マレー/作、 美馬しょうこ/訳、徳間書店発行、E/マ)
3がつのあたらしいよみもの
『ここから物語がはじまる』
高田桂子/作、宇野亞喜良/絵、そうえん社発行、J913/タ
2010年から2011年にかけて、小学生の夏樹、春菜、雪也、実果は、かかしたちに出会った。
ゆれる毎日も友だちといっしょなら、まっすぐ前に歩いていける…。
『へっちゃらトーマス』
パット・ハッチンス/ぶん・え、小宮由/やく、大日本図書発行、J933/ハ
字を覚えないトーマスは、つぎつぎと問題を起こしますが、へっちゃら! ところがある日、大事故を起こしてしまって…!?
絵本から読み物へ移行する大切な時期の子どもたちにぴったりの幼年童話。
その他のあたらしいよみもの
●『水晶玉を見つめるな!』赤羽じゅんこ/作、藤川努/絵、講談社発行、J913/ア
●『ねこ探!, [2]』村上しいこ/作、かつらこ/絵、ポプラ社発行、J913/ム
●『なぞのじどうはんばいき』さとうまきこ/作、原ゆたか/絵、あかね書房発行、J913/サ
●『魔法が消えていく…』サラ・プリニース/作、橋本恵/訳、徳間書店発行、J933/フ
●『ウォーリアーズ, 4-1』エリン・ハンター/作、高林由香子/訳、小峰書店発行、J933/ハ