「子どもの森・本のいずみ」No.209(2016年2月)
チョコレートの絵本 大特集
2月14日はバレンタインデー。
大好きな人やお世話になった人にプレゼントをおくる日ですね。そして,バレンタインのプレゼントといえば「チョコレート」。
今回は,甘くておいしいチョコレートの絵本をご紹介します!
『こねこのチョコレート』
(B.K.ウィルソン/作,小林いづみ/訳,大社玲子/絵,E/ウ)
ジェニーは4歳の女の子。明日は弟の誕生日です。ジェニーは,プレゼントに「こねこのチョコレート」を買いますが,その晩,おいしそうなチョコレートのことばかり考えて眠れなくなってしまいます…。
『チョコレートがおいしいわけ』
(はんだのどか/作,EH/ハ)
カカオの実のなかにつまっているカカオ豆たちが,チョコレートになるのよ。いろんな国や,いろんな人がつながって,わたしたちのところへ,おいしい,おいしいチョコレートがやってくるまでのおはなしです。
『チョコだるま』
(真珠まりこ/作 EH/シ)
ぼくは,チョコだるま。チョコレートでできたゆきだるまだから,そうよばれている。あるひ,まちのおかねもちがやってきて,ぼくをかいたいといって…。
『おさるのジョージチョコレートこうじょうへいく』
(M.レイ/原作 福本 友美子/訳 E/レ)
チョコレート工場にやってきたジョージは,工場の人たちが何をしているのか知りたくてたまりません。中に入ってチョコレートを見つけたとたん,ハプニングが起こります。
2がつのあたらしいえほん
『おふろやさんのまねきねこ』
とよたかずひこ/さく・え,ひさかたチャイルド発行,EH/ト
まねきねこさんが,動物の親子をおふろにご案内。でも,まねきねこさんは,お仕事が終わると…? ユーモアたっぷりの「ぽかぽかおふろ」シリーズ第8弾。
『おしゃれなクララとおばあちゃんのぼうし』
エイミー・デ・ラ・ヘイ/文,オイヴィン・トールシェーテル絵,たかおゆうこ/訳 E/サ
手芸好きのクララが大切にしていた,おばあちゃんのぼうしが壊れてしまいました。すると,お母さんが博物館に連れて行ってくれて…。ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の出版部門が手がけた,美しい絵本。
その他のあたらしいえほん
●『十二支のはじまり』いもと ようこ/文・絵,EH/イ
●『ゆきだるまうさぎ』田中てるみ/文,えがしらみちこ/絵,BL出版発行,EH/エ
●『地球のみえないところをのぞいてみたら』てづかあけみ/さく・え,PHP研究所発行,EH/テ
●『生きものビックリ食事のじかん』ジェンキンズ/作,佐藤見果夢/訳,評論社発行,E/シ
●『おやすみなさい くまくん』パッツィ・スキャリー/さく, リチャード・スキャリー/え,好学社発行,E/ス
●『ひつじの王さま』オリヴィエ・タレック/作,あさのあつこ/訳,くもん出版 発行,E/タ
2がつのあたらしいよみもの
『チョコちゃんときゅうしょく』
椰月美智子作,またよし/絵,そうえん社発行,J913/ヤ
給食を食べるのがとっても遅くて,苦手な食べ物もたくさんある,チョコちゃん。ある日,給食を食べるのが早いだいすけくんの真似をして,同じものを,同じ順番で食べていったのですが…。「チョコちゃん」につづく,幼年童話。
『 ウォーリーと16人のギャング 』
リチャード・ケネディ/文,マーク・シーモント/さく,小宮由/やく,大日本図書発行,J933/ケ
大人もこわがる16人のギャングに,堂々と勝負を挑む,ちびっこウォーリー。あの手この手をつくして…。さぁ,いったいどうなる!? 読みだしたらとまらない物語。
その他のあたらしいよみもの
●『エイプリルと魔法のおくりもの』あんびるやすこ/作・絵,ポプラ社出版発行,J913/ア
●『ハルと歩いた』西田俊也/作,徳間書店発行,J913/イ
●『ここから物語がはじまる』高田桂子/作,宇野亞喜良/絵,そうえん社発行,J913/ホ
●『ソクラテスのいるサッカー部』キムハウン/文,ユジュンジェ/絵,崔真碩/訳,彩流社発行,J933/キ
●『クジラに救われた村』ニコラ・デイビス/文,アナベル・ライト/画,もりうちすみこ/訳,さ・え・ら書房発行,J933/テ