「子どもの森・本のいずみ」No.198(2015年3月)

もくじ

春のおとずれはもうすぐ! 

もうすぐ春がやってきます。春が近づくとなんだかウキウキしますね。春が待ち遠しくなる絵本を集めてみました。一足お先に絵本で春を感じてみよう!

●『だって春だもん』(小寺卓矢/写真・文,EH/コ)

オタマジャクシもモモンガも、木や草の芽も、みんなが待っていた春が森にやってきました! 雪に覆われた森に少しずつ春の気配が現れる様子を伝える写真絵本。

●『おひさまえんのさくらのき』(あまんきみこ/作,石井勉/絵,EH/イ)

まこちゃんは入園式から帰って、もう幼稚園に行かないといいだしました。入園に不安な子どもたちの気持ちを優しくつつみ、後押しする絵本。

●『さくらのさくらちゃん』(中川ひろたか/文,植垣歩子/絵,EH/ウ)

4月はあなたにとって特別な月! さくらの咲く4月。ぴかぴかのランドセルを背負った男の子が、おめかししたお母さんとどこかへ出かけていき…。

●『はるさんがきた』(越智のりこ/作,出久根育/絵,EH/テ)

寒い朝、きらきらふわり風とダンスする、雪でいるってすてき! でも、土の上に積もってしまえば雪たちはどこにも行けず、何の景色も見られません。早く春がこないかなあ…

●『ちょうちょうひらひら』(まどみちお/文,にしまきかやこ/絵,EH/ニ/アカ)

春風にのって、ちょうちょうがひらひら。うさちゃんにとまって、うさちゃんがうふふ…。こんどはだれにとまるかな? 子どもたちのくすくす笑いが聞こえてくるような絵本。

●『はるねこ』(かんのゆうこ/文,松成真理子/絵,EH/マ)

今年の春は、どこかへん。そんなとき、春の種をなくしたというねこが、あやのもとにやってきて…。不思議なねこと少女の出会いを描いた、心あたたまる物語。

 

3がつのあたらしいえほん 

『 バスのたび 』工藤ノリコ作,ブロンズ新社発行,EH/ク

おねえちゃん、ペンちゃん、ギンちゃんは、これから3にんだけでバスの旅に出かけます。バスは、まっしろ山を出発し、どんどん坂道を下りていきます。3にんがついた終点にいたのは…。「ペンギンきょうだい」シリーズ完結!

 

『 サムとデイブ、あなをほる 』マック・バーネット文,ジョン・クラッセン絵,なかがわちひろ訳,あすなろ書房発行,E/ク

月曜日、おじいちゃんの家の庭に穴を掘ることにしたサムとデイブ。掘るよ、掘るよ、どこまでも。すっごいものを見つけるまで! 奇想天外なラストが楽しい絵本。

 

 その他のあたらしいえほん

●『トイレこちゃん』あさのますみ作,有田奈緒絵,ポプラ社発行,EH/ア 

●『ありがとさん』こんのひとみ作,いもとようこ絵,金の星社発行,EH/ア 

●『しっぽがぴん』おくはらゆめ作,風濤社発行,EH/オ/アカ

●『おかめひょっとこ』最上一平作,陣崎草子絵,くもん出版発行,EH/シ

●『コロッケです』西村敏雄作,学研教育出版発行,EH/ニ

●『ロバのジョジョとおひめさま』マイケル・モーパーゴ文,ヘレン・スティーブンス絵,おびかゆうこ訳,徳間書店発行,E/ス

 

3がつのあたらしいよみもの

『ルルとララのフレンチトースト』あんびるやすこ作,岩崎書店発行,J913/ア

 嵐が吹き荒れ、「木のぼりひろば」の木が倒れてしまいました。がっかりする動物たちを、ルルとララはお菓子で元気づけようと考えますが…。フレンチトーストの簡単レシピがもりだくさんの楽しいお話。

 

『アラスカの小さな家族』カークパトリック・ヒル著,レウィン・ファム絵,田中奈津子絵,講談社発行,J933/ヒ

血のつながらない父さんがふたり。母さんはいない。でも、こんなすてきな生活もあるのです-。ゴールドラッシュが終わりを告げたアラスカを舞台に描く、美しい自然と、心でつながるやさしき人々の物語。

 

 その他のあたらしいよみもの

●『ゆうれい回転ずしたまご焼きのひみつ』佐川芳枝作,やぎたみこ絵,講談社発行,J913/サ

●『こめかくし』高田桂子作,杉浦範茂絵,文溪堂発行,J913/タ 

●『それいけ!ぼっこくん』富安陽子作,小松良佳絵,偕成社発行,J913/ト 

●『金色のキャベツ』堀米薫作,小松良佳絵,偕成社発行,J913/ホ 

●『ジゼル』ハイネ原作,吉野万里子文,丹地陽子絵,講談社発行,J933/ハ

 

 

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