「子どもの森・本のいずみ」No.233(2018年2月)
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今月の一冊
今月の行事にちなんだ絵本を紹介します!
2/3 せつぶん
『おにはそと』せなけいこ/作・絵 金の星社 EH/セ
子どもたちに豆をぶつけられて逃げ帰った鬼たち。でも小さい鬼の「ちび」は、逃げずに子どもたちと仲良くなりました。「ちび」が人間に捕まったと思った鬼たちは、「ちび」を取り返すために武器とよろいを作り・・・。
『きょうはせつぶんふくはだれ?』正岡慧子/作 古内ヨシ/絵 世界文化社 EH/フ
ある日、退屈した鬼の子が、山を降りて村の大きな家に近づいた。家の中では節分の豆まきをしていて、豆をぶつけられた鬼の子は慌てて縁の下に潜り込んだ。するとそこには、「ふく」という男がいて・・・。
『まめまきバス』藤本ともひこ/作・絵 鈴木出版 EH/フ
今日は節分。なのに、町では、咳をしたかいじゅうおにが大暴れし、みんなに風邪をうつしていました。バスとねずみたちは、かいじゅうおにをやっつけようと豆をなげますが、豆は全然届かなくて・・・。
2/14 バレンタインデー
『チョコだるま』真珠まりこ/作 ほるぷ出版 EH/シ
チョコレートでできた雪だるまのチョコだるまは、マルタさんのお店の人気者。ホットチョコレートを飲みに来るお客さんを眺めるのが大好きです。ある日、お金持ちがチョコだるまを買いたいと言ってきて・・・。心あたたまる絵本。
『おかしのくにのうさこちゃん』ディック・ブルーナ/ぶん・え 福音館書店 E/フ/アカ
ある日、うさこちゃんはおかゆを見ながら考えました。ここがお菓子のくにならいいのに。アイスクリームやケーキ、ジュースにチョコレート、何でも食べられます。だけど、そんなくにが、ほんとにいいかしら?
『チョコのたね』Goma/作・絵 フレーベル館 EH/コ
おいしくて楽しいパンがじまんの「へんてこパン屋さん」。さいきん、ねずみさんがみんなの大好きなあま~い“アレ”を使ったパンを作っているようですが・・・?へんてこチョコパンレシピ付き。
2がつのあたらしいえほん
『おもちのかみさま』かとうまふみ/著 佼成出版社 EH/カ
はじめはやわらかかったのに、長い時間が経って、身も心も固くなったおもち。「わたしは特別なおもちだ。食べられるなんてまっぴらごめん!」と、旅に出たが・・・。ガンコなおもちの運命やいかに!?
『あたしのすきなもの、なぁんだ?』バーナード・ウェーバー/ぶん スージー・リー/え 評論社 E/リ
「あたしのすきなもの、なぁんだ?」と女の子がきくと、「なにがすきなの?」とパパがやさしくきいてくれます。何度でも!女の子とパパとのやりとりを、美しい景色の中で描いた絵本。見返しに奥付あり。
その他のあたらしいえほん
●『ちいさなちいさなこおりのくに』さかいさちえ/作 教育画劇 EH/サ
●『太陽といっしょ』新宮晋/絵・文 クレヨンハウス EH/シ
●『おたすけたんていポム』フィリケえつこ/作 偕成社 EH/フ
●『ロッタのプレゼント』まつおりかこ/作・絵 PHP研究所 EH/マ
●『ラクダのなみだ』宮田修/文 T.スフバートル/絵 講談社ビーシー E/ス
●『しずかにあみものさせとくれー!』ベラ・プロスゴル/さく ほるぷ出版 E/フ
2がつのあたらしいよみもの
『ひみつのきもちぎんこう かぞくつうちょうできました』ふじもとみさと/作 田中六大/絵 金の星社 J913/フ
きょうだいげんかや、小さい子にいじわるしてばかりのひかるに「きもちぎんこう」から手紙が届いた。人の気持ちを預かる「通帳」がなみだ色の青コインでいっぱになりそう。青コインを減らすためにはピンクコインが必要で・・・。
『ぼくたち負け組クラブ』アンドリュー・クレメンツ/著 田中奈津子/訳 講談社 J933/ク
6年生のアレックは、本が大好き。誰にも邪魔されずに本を読める読書クラブを作ろうと考え、みんなが入りたくなくなるように「負け組クラブ」という名前にした。けれど、次々と仲間が増え、アレックの心にも変化が・・・。
その他のあたらしいよみもの
●『帽子から電話です』長田弘/作 偕成社 J913/オ
●『夢見の占い師』楠章子/作 あかね書房 J913/ク
●『トンカチくんと、ゆかいな道具たち』松居スーザン/作・絵 あすなろ書房 J913/マ
●『小さいママと無人島』キャロル・ライリー・ブリンク/作 谷口由美子/訳 文溪堂 J933/フ
●『テディが宝石を見つけるまで』パトリシア・マクラクラン/著 こだまともこ/訳 あすなろ書房 J933/マ
●『くまのプーさん』A.A.ミルン/作 柏葉幸子/編訳 KADOKAWA J933/ミ