宮城県図書館のあゆみ

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明治

14年(1881年)7月
宮城書籍館(みやぎしょじゃくかん)開館(25日)
館長:林通(宮城県学務課九等属が兼務)
場所:仙台市勾当台通り28番地(現:勾当台公園)
建物:宮城師範学校の講堂(116平方メートル)を閲覧室、書庫(66平方メートル 2階建)を業務室と書庫に利用
蔵書:1万7682冊(和漢書1646部、洋書83部)
統計:開館日数156日、利用人数5786人、利用冊数1万275冊、予算362円(明治14年)
宮城師範学校
25年(1892年)5月
大槻文彦(当時の尋常中学校長 国語辞典「言海」の著者)が第8代館長を兼務(〜28年12月)

26年(1893年)1月

宮城師範学校が別の場所に新築移転したため、元師範学校附属小学校校舎を修築し移転
建物:延面積304平方メートルの独立館、縦覧室(127平方メートル)、事務室(68平方メートル)、書庫(40平方メートル)


40年(1907年)4月

宮城県立図書館に改称(国の図書館令改正による)
理由:名称に費用負担者名を表示することになったため

大正

元年(1912年)10月
独立館を新築して移転
場所:現在の勾当台公園南辺
建物:延面積1740平方メートル 閲覧座席数242席
蔵書:6万8千冊
統計:開館日数295日 利用人数8万1842人 利用冊数19万6574冊 予算1万1132円(大正元年)
大正元年に新築されたドーム型図書館 ドーム型図書館内の普通閲覧室
8年(1919年)11月
宮城県図書館に改称

昭和

6年(1931年)10月
宮城県図書館創立50周年・青柳文庫創立100周年記念式典を挙行(13日)

8年(1933年)10月

国の図書館令により宮城県図書館が宮城県中央図書館に指定

20年(1945年)4月

戦火を避けるため貴重図書類(12種、8557冊)を疎開
疎開先は宮城町上愛子の石垣彦左衛門、宮城町芋沢の佐藤兵之進両家の土蔵

20年(1945年)7月

仙台空襲で建物および図書類を焼失(9日深夜〜10日早朝)

23年(1948年)5月

館舎復興の起工式を挙行
場所:宮城県庁西側の旧養賢堂跡地(現:宮城県庁議会棟辺)
建物:建坪725平方メートル 延面積1091平方メートル

24年(1949年)11月

新館の落成式を挙行(3日)
 昭和24年に復興された図書館
24年(1949年)12月
伊達家より伊達文庫約3万5千冊を購入(25日)
図書および図書に準ずる形態の資料は県図書館で所蔵し、これ以外は仙台市博物館へ

25年(1950年)3月

大槻文庫79種、214点を受贈
第8代館長で国語学者の大槻文彦博士の旧蔵書
文彦博士と博士の父磐渓(江戸期の儒者)の著書が大部分

33年(1958年)12月

児童会館(新坂通)に「分室こどもとしょかん」を開設し、児童書を移管

43年(1968年)1月

新築移転(18日)
場所:仙台市榴ヶ岡5番地(現:宮城県公文書館)
建物:延面積4040平方メートル
蔵書:19万冊あまり
昭和43年に新築・移転された図書館
43年(1968年)9月
配本車による県内の市町村図書館・公民館への資料貸出開始
74市町村中の69市町村に配本所を設置

44年(1969年)7月

移動図書館車「こかげ号」の運行開始
23市町村に53駐車場を設置

53年(1978年)6月

宮城県沖地震(12日)
地震による被害のため6日間休館

56年(1981年)10月

創立100周年記念式典を挙行(31日)
「宮城県図書館年表」「創立100周年記念特別展図録」を刊行

58年(1983年)5月

書庫の増築ならびに館内の全面的な改装が終了
青少年室と年齢による利用の制限(小学生以下は認めない)を廃止

59年(1984年)3月

「宮城県図書館百年史」を刊行

61年(1986年)4月
日曜開館を始める

 

平成

元年(1989年)8月
松島瑞巌寺所蔵の仙台版木1700枚を図書館に移管

2年(1990年)6月

図書館所蔵の「坤輿万国全図」が、国の重要文化財に指定される

3年(1991年)6月

協力車の運行開始

7年(1995年)11月

宮城県図書館新館建設起工式挙行

7年(1995年)12月

井上藤吉氏より「街頭紙芝居」3万点を受贈

8年(1996年)10月

宮城県図書館情報ネットワークシステム稼動

9年(1997年)8月

宮城県図書館(榴ヶ岡)閉館記念行事、閉館(31日)

9年(1997年)9月

宮城県図書館竣工

10年(1998年)3月

新館オープン(21日)
場所:仙台市泉区紫山1丁目1番地1
建物:延面積1万8100平方メートル
蔵書:64万5千冊(3月31日現在)

12年(2000年)4月

祝日開館実施
図書館ホームページ公開(20日)

13年(2001年)4月

館内の蔵書検索用端末を更新
インターネットによる蔵書検索を公開

14年(2002年)3月

宮城県図書館情報ネットワークシステム更新
宮城県内図書館総合目録(横断検索)システムを公開

15年(2003年)1月

図書館所蔵の「禽譜」「観文禽譜」ほか8資料が県指定文化財に指定(31日)

15年(2003年)5月

三陸南地震(26日)
地震による被害のため6月15日まで休館

15年(2003年)7月

図書館所蔵の「仙台領国絵図」「仙台城下絵図」など970資料が県指定文化財に指定(1日)

16年(2004年)4月

22世紀を牽引する叡智の杜事業−みやぎ文化資源の保存・活用事業の推進−が平成30年までの15ヶ年計画の予定でスタート

16年(2004年)6月

本館所蔵『音点春秋左伝詳節句解』等朝鮮古刊本262資料が県指定文化財(典籍)に指定(29日)

17年(2005年)1月

本館所蔵貴重資料を「叡智の杜Web」と題してホームページで公開

17年(2005年)4月

宮城県図書館資料収集方針を改正し,施行

17年(2005年)7月

本館所蔵『環海異聞』『奥州名所図会』等6件35点が県指定文化財(典籍,歴史資料)に指定。また『北極出地度里程測量』3点が先に指定を受けた『伊能図』5軸の附属資料として追加指定(26日)
 
18年(2006年)3月

本館所蔵「紙芝居資料」5,652点が国の登録有形文化財(美術工芸品)に登録(31日)

18年(2006年)4月

文化庁「平成18年度文化ボランティア推進モデル事業」委嘱(10日)

18年(2006年)6月

第56回北日本図書館大会宮城大会・宮城県公共図書館等総合研修会開催(29〜30日)

18年(2006年)11月

宮城県図書館創立125周年記念・東北大学附属図書館合同企画展「江戸の遊び」をせんだいメディアテークで開催(4〜14日)
文部科学省委嘱「平成18年度図書館地区別(北日本)研修」開催(7〜10日)
宮城県図書館創立125周年記念コンサート「J.Sバッハ無伴奏チェロ組曲演奏会」開催(19日)

19年(2007年)2月

本館所蔵『宮城県漁具図解及び略解』1件2点が県指定文化財(書籍,典籍)に指定。また『關算四傅書(写本)』33点が先に指定を受けた474点に追加指定(16日)
秋田県立図書館交流展「きらめく叡智と美のしずく展〜宮城県図書館所蔵貴重資料の世界〜」開催(19日〜3月25日)

19年(2007年)3月

宮城県内公共図書館所蔵郷土関係論文目録検索システム公開(1日)

19年(2007年)6月

文部科学省モデル事業「22世紀を牽引する叡智の杜づくりプロジェクト」委託(29日)

19年(2007年)10月

本館所蔵『奥羽観蹟聞老志』『風土記御用書出』2件86点が県指定文化財(書籍,典籍)に指定(26日〜平成20年3月15日)
秋田県立図書館交流展「きらめく叡智と美のしずく展〜秋田県立図書館所蔵貴重資料の世界〜」開催(6日〜12月5日)

19年(2007年)11月

館内整理日(第一金曜日)開館実施(2日)

20年(2008年)2月

第3次宮城県図書館情報ネットワークシステム更改,自動貸出機導入
音と映像のフロアでのブース視聴廃止

20年(2008年)3月

 『みやぎの叡智−宮城図書館貴重書の世界−』(郷土関係貴重書の図版解説目録)発行(1日)
宮城県図書館振興基本計画 2008-2012年 策定・公開(31日)

20年(2008年)7月

平成20年度 北日本図書館連盟・経営部門研究協議会開催(25日)

20年(2008年)10月

東北大学附属図書館/宮城県図書館合同企画展「はっぴぃ さんぽう‐和算の世界へようこそ‐」開催(25日〜11月24日)

21年(2009年)3月

宮城県図書館振興基本計画に基づく行動計画(2008−2012)アクションプラン策定
宮城県図書館資料収集方針・同資料選定基準改訂

21年(2009年)4月

レファレンス事例集のWeb公開開始

22年(2010年)3月

Web予約開始

23年(2011年)3月

東日本大震災(11日14時46分 M9.0 最大震度7)
地震による被害のため5月12日まで臨時休館(月曜日を除く休館日数53日)

23年(2011年)3月

宮城県図書館協会を解散し,宮城県公立図書館等連絡会議(22年10月発足)に活動を継承

24年(2012年)3月

「みやぎ図書館フォーラム〜震災復興と図書館〜」を開催
東日本大震災文庫開設
宮城県図書館創立130年記念植樹(ヤマザクラ55本)

24年(2012年)4月

震災文庫整備チームを資料奉仕部内に設置

24年(2012年)6月

本館西入口そばに地域情報発信コーナーを設置

25年(2013年)3月

宮城県図書館振興基本計画(平成25年度−平成29年度)策定

25年(2013年)4月

資料奉仕部組織改編(2班1チーム体制から3班1チーム体制に)
本館2階西側に宮城県公文書館移転

 

25年(2013年)6月
第64回北日本図書館大会宮城大会開催(20~21日)

 

25年(2013年)11月
文部科学省委嘱「平成25年度図書館地区別(北日本)研修」開催(26~29日)

 

26年(2014年)2月
宮城県図書館情報ネットワークシステム更新に伴い2月28日まで休館

 

27年(2015年)3月
宮城県被災地域記録デジタル化推進事業による「東日本大震災アーカイブ宮城」構築

 

27年(2015年)6月
宮城県被災地域記録デジタル化推進事業による「東日本大震災アーカイブ宮城」公開

 

28年(2016年)2月
海外絵本作家(エミリー・グラヴェット氏)講演会開催

 

28年(2016年)12月
視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」加入

 

29年(2017年)8月
市町村図書館等返却制度開始

 

29年(2017年)9月
『陸奥国仙台領元禄国絵図関係資料』270点 国の重要文化財に指定

 

29年(2017年)11月
全国公共図書館研究集会(サービス部門 総合・経営部門)開催

 

30年(2018年)3月
第3期宮城県図書館振興基本計画(平成30年度-平成34年度)策定

 

30年(2018年)11月
文部科学省委嘱「平成30年度図書館地区別(北日本)研修」開催(14~16日)
紫山移転開館20周年記念「いがらしみきお講演会」開催(24日)

 

31年(2019年)4月

第50回子どもの本展示会記念講演会「とよたかずひこ講演会」を開催

 

令和

2年(2020年)3月

新型コロナウイルス感染拡大防止のため利用サービスの一部休止(3月3日~)

 

 

 

 


 

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