所蔵資料の概要
資料収集方針
宮城県図書館の所蔵資料は下記の方針に従い収集しています。
所蔵資料の種類及び点数
| 所蔵点数は平成26年3月31日現在の内容です。 |
| 図書資料・視聴覚資料・震災資料 | 逐次刊行物 | 特別コレクション |
図書資料・視聴覚資料・震災資料
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逐次刊行物
雑誌(紀要を含む)
13,430種(年間購入タイトル数:384種)
年鑑・年報
3,646種(年間購入タイトル数:166種)
行政資料
5,063種(年間購入タイトル数:124種)
新聞
853種(年間購入タイトル数:62種)
逐次刊行物 計
22,992種(年間購入タイトル数:736種)
特別コレクション
伊達文庫
もと仙台藩主伊達家の旧蔵書で、昭和24年に購入したもの。和古書3,253点(19,197冊)、漢籍666点(9,980冊)、洋書251点(504冊)、合計4,170点(29,681冊)。
堀田正敦編の「禽譜」、光悦本「謡本」、大槻玄沢の「厚生新編」、仙台藩関係の絵図、古版本、古写本等の貴重書を多数含む。
小西文庫
仙台の旧家小西家の蔵書で、昭和22年に同家より寄贈されたもの。和古書1,303点(3,147冊)、漢籍271点(1,213冊)、合計1,574点(4,360冊)。
玄沢自筆「育才呈案」、藤塚知明の名山蔵文庫本、古医学書のほか和漢の典籍を含む。
青柳文庫
仙台藩内から江戸へ出て成功した商人、青柳文蔵の寄付によって作られた「青柳文庫」の旧蔵書。
明治14年の本館創立に際し、宮城師範学校から引き継いで、養賢堂蔵書とともに本館蔵書の母体になった。和古書311点(1,468冊)、漢籍156点(1,995冊)、合計467点(3,463冊)。
養賢堂文庫
仙台藩校「養賢堂」の旧蔵書で、明治14年の本館創立に際し、宮城師範学校から引き継いだもの。和古書196点(727冊)、漢籍67点(1,008冊)、合計263点(1,735冊)。和古書と漢籍の善本に特色がある。
大槻文庫
「言海」の著者、大槻文彦の旧蔵書。昭和25年、大槻家より寄贈されたもの。和古書71点(215冊)。いずれも大槻家の学問を知るための貴重な資料であるが、中でも「言海」の自筆原稿は白眉である。
今泉文庫
漢詩人、郷土史家の今泉篁州の旧蔵書で、昭和14年に寄贈されたもの。ほとんどが和書で78点(188冊)。
出来文庫
宮城県出身の英語学者・斎藤秀三郎(1866〜1929年)の研究者である、出来成訓教授(神奈川大学)から平成16年に寄贈されたもの。 斎藤の代表的著作「斎藤和英大辞典」(1928年)や斎藤が設立した正則英語学校(東京神田)の教科書類、講義録等251点。「英文鑑」(翻刻)等、日本の英学史における貴重資料も含まれている。
東日本大震災文庫
東日本大震災の被災県として、この震災に関する資料を収集・整理し、平成24年度に「東日本大震災文庫」を創設したもの。広く県民に公開して後世に伝えるとともに、 防災対策、震災復興に役立てることを目的としている。
所蔵数は平成26年3月末時点で、図書2,976冊、新聞27種、雑誌1,257冊であり、このほかにもチラシ、広報誌及び視聴覚関係資料も収集しており、平成26年度以降も引き続き震災資料を収集していくこととしている。